仕事ができない上司に対するイライラが止まらない!
あなたは今、このようなことを考えているのではないでしょうか。
今回は、あなたの悩みを解決するために
- 仕事ができない上司に対するイライラを解消する方法
- 仕事ができない上司と関わる時のポイント
- 仕事ができない上司がトラブルを起こしたときの対処法
- 仕事ができない上司と関わった体験談
- 仕事ができない上司の特徴
- 仕事ができない上司はそのことを自覚しているのか?
についてお伝えします。
Contents
仕事ができない上司に対するイライラを解消する方法
もし転職するとしても、しばらくの間は今の上司と関わることになります。
イライラした気分を少しでも抑えるために、これから紹介する関わり方のポイントについて出来ることからぜひ実行してみてください。
上司に対するイライラを解消するには
- 上司を理想化しすぎない
- 相手の良い部分に目を向けてみる
- 仕事で結果を出すことに意識を向けてみる
この3つがポイントです。
それでは、1つずつ順番に説明していきます。
上司を理想化しすぎない
このことは、イライラを抑えるために最も大切なことです。
私も新入社員のころは、上司というものは自分よりもはるかに仕事ができて、的確なアドバイスをくれる存在だと感じていました。
ですが、3ヵ月~半年ぐらい経つと、上司と言ってもいろんなタイプがいることに気づき始めました。
例えば
●部下にドンドン指示を出す上司
●あまり他人に興味がない上司
●普段から特に何も考えていない上司
●人を育てることが自分の役割と考えている上司
●人は勝手に育つものだと考える上司
●大声を張り上げる上司
●決して怒鳴らない上司
良し悪しは別として、様々なタイプがいます。
また、上司によっても得意なことや不得意なことがあります。
そうすると、仕事ができない上司がいたとしても、不思議なことではありません。
そういう上司もいるんだなと認識し、必要以上に期待を寄せないことで、心の負担を軽くすることが出来ます。
相手の良い部分に目を向けてみる
ある本を読んで、いまだに印象に残っているフレーズがあります。
良い人間と悪い人間がいるのではない。
1人の人間の中に、良い部分と悪い部分があるのだ。
頭では理解していても、嫌いな人や苦手な人と接していると、どうしても
この人はダメな人
と思ってしまうことはありませんか。(私はあります)
仕事ができない人であっても、
●絶対に遅刻をしない
●子育てに協力している
●こちらの話に耳を傾けてくれる
といった良い部分は、1つか2つは見つかると思います。
このように、長所に目を向けてみると、相手のことを1人の人間として受け入れることにつながり、上司へのイライラを抑えることが出来ます。
仕事で結果を出すことに意識を向けてみる
上司にイライラしてしまうということは、裏を返せばそれだけ上司のことを意識しすぎているという事にもなります。
それなら、上司以外のことに意識を向ければ良いのです。
意識を向ける対象としておすすめなのは、仕事の実績です。
なぜなら、実績を積み上げることで
●社内の信頼を勝ち取ることができる
●転職するときに実績をアピールできて有利になる
というメリットがあるからです。
また、個人で結果を出すことは、苦手な上司との人間関係を良好にすることよりも、自分の力で何とかすることができます。
将来どのような世の中になろうとも、様々な会社から求められる人材になることが出来れば、本当の意味で心の安定を手に入れることが出来ます。
仕事ができない上司と関わる時のポイント
たとえ仕事ができない上司であっても、同じ会社にいる以上、関わらないわけにはいきません。
そのとき、ぞんざいに接するのはいかがなものかと思います。
そんなことをすると、あなたの評価に関わってきます。
それでは、どのようなことを踏まえて関わっていけばよいのでしょうか。
ポイントは5つあります。
- 相手のプライドを傷つけない
- 結果を出していることをひけらかさない
- 困っていることを話してみる
- たとえ嫌いでも最低限の会話は交わしておく
- 世の中には色んな上司がいることを理解できれば良いと割り切る
それでは、1つずつ順番に説明していきます。
相手のプライドを傷つけない
このことは、今回取り上げる5つの中で最重要ポイントです。
●バカにする
●露骨に歯向かう
●大声で怒鳴る
ときどき、仕事ができない上司に対してこのような態度を取る人がいます。
こんなことをしていると、相手は不快感を抱きますし、何よりも周囲は白けてしまいます。
自分の振る舞いが、周りにどのように映るのかを考えて行動する
このことは、お客様と接する時に大切な視点です。
結果を出していることをひけらかさない
上司よりもあなたの方が実績をあげていたとしても、そのことを上司に伝えるのは避けましょう。
それは、テストで点数の高い生徒が点数の低い生徒のことをバカにする行動と同じです。
このようなことをする人は、普段のストレスを発散したいのでしょう。
ですが、あなたはストレスを発散できたとしても、相手はストレスをためてしまうことになります。
どうしても結果を出したことを誰かに話したいのであれば、自分よりも結果を出している上司や先輩に伝えるようにしましょう。
そうすると、嫌味にも自慢にも聞こえません。
困っていることを話してみる
仕事をしていれば、困りごとや悩み事が発生するものです。
その内容を上司に話してみると、上司との関係を築くことが出来ます。
話すときは、解決策を聞き出す必要はありません。
●お客様と上手く話すことが出来ない
●プレゼンの案が浮かんでこない
このようなことを、そのまま伝えるだけで大丈夫です。
もし上司が、
「自分もそうなんだよ」と答えるかもしれません。
そのことによって、上司がどんな人なのかを理解することにつながります。
たとえ嫌いでも最低限の会話は交わしておく
もしかすると、仕事ができない上司に対して嫌悪感を抱いているかもしれません。
そのこと自体は、悪いことではありません。
好き嫌いのない人なんて、神様か仏様ぐらいです。
とはいえ、社内であからさまに嫌いな上司を避けていると、相手にもそれが伝わって気まずい空気が流れます。
挨拶・報告・連絡
せめてこの3つの内容については、話すようにしましょう。
仕事ができない上司がトラブルを起こしたときの対処法
代わりに仕事を引き受ける
もし上司がトラブルを起こしてしまった場合、今できる範囲で解決に向けてまずは行動することが重要です。
ボヤくのは、後からいくらでも出来ます。
かつての勤務先で、このようなことがありました。
ある日、私の上司が保護者と面談することになっていました。
面談予定時刻に保護者は到着したものの、肝心の上司は現れず・・・・・
上司に連絡すると
「あ・・・他の教室での面談と日時がバッティングしていた・・・」
ガーーーーーン(内心焦りまくりです)
仕方がないので、教室にいた私が面談することで事なきを得ました。
すぐに別の上司に報告する
何かトラブルが発生した場合は、あなた1人で抱えておく必要はありません。
そもそも、上司がトラブルを起こしているわけですから、その責任を取らされるというのはムチャクチャな話です。
報告しないでいると、なぜ報告しなかったのかと叱責を受けることになります。
そうならないために、すぐに別の上司に
●トラブルの内容
●どのように対処したのか
●お客様の様子はどうだったのか
について伝えるようにしましょう。
過去に上司が起こしたトラブル他の社員に聞いておく
トラブルの内容を報告した後、可能であればこの件についても聞いておきましょう。
実は、上司が起こすトラブルと言うのは、だいたい似たような内容です。
これは、テストのミスのパターンがだいたい似ていることにもつながります。
上司のトラブルの傾向をつかむことが出来れば、トラブルを未然に防いだり、トラブルが起きても冷静に対応したりすることが出来ます。
そうすると、あなた自身のトラブル解決能力を高めることが出来ます。
仕事ができない上司と関わった体験談
ここからは、私自身の体験談を簡単にお伝えします。
先ほど、保護者との面談の日程をダブルブッキングしていたケースをお伝えしましたが、他にもあります。
これも、かつての職場(学習塾)での話です。
私よりも社歴が10年以上長い上司がいました。
私が入社したときは課長、翌年には部長職に就きました。
私としては、その上司はバリバリ仕事ができると思っていたのですが、全くそんなことはありませんでした。
ある日、同時期に5~6人の生徒から退塾の申し出がありました。
理由を聞いてみると、生徒たちは上司に不満を抱いていました。
その内容は
●授業中にスマホを触っている
●分からない問題について質問しても、一切何も教えてくれない
(上司が質問内容に答えられるだけの知識を持ち合わせていないため)
といったものでした。
また、何かトラブルが起きると、その上司は一切何もせずに別の社員に対応を丸投げしていたのです。
(結局、その上司は他にもトラブルを起こしており、退職することになりました)
今思い返しても、なぜ部長にまでなれたのか不思議で仕方ありません。
仕事ができない上司の特徴
仕事ができない上司の特徴は色々ありますが、特に当てはまるのが以下の内容です。
- 約束を忘れる
- 処理スピードが遅い
- 仕事の段取りを考えずに取り組む
- 会議で本筋とは関係ない話を展開する
- できそうにないことは絶対にやらない
- 自分の意見や考えを持ち合わせていない
- いざという時は人のせいにして乗り切ってきた
- 周囲からは「そんなに悪い人ではないんだけど・・・」と言われる
この8つです。
意外に当てはまるのが、最後の項目です。
周囲からは、それほど悪い人ではないと認識されているものの、仕事ができるわけではない人は意外に多いと感じています。
仕事ができない上司はそのことを自覚しているのか?
結論から言えば、していないと言えます。
もし自覚しているのであれば、すでに改善されているはずです。
『薄っぺらいのに自信満々な人』という本に、このような内容が書かれています。
能力の低い人は、ただ何かをする能力が低いわけではなく、自分の能力が低いことに気づく能力も低い
このフレーズを見た瞬間、私の中に衝撃が走ると同時になるほどと思いました。
たしかに、仕事ができる人と言うのは、自身の強みと弱みを理解しています。
だからこそ、強みを伸ばしたり弱みを克服したりすることによって、自身の能力を高めていくことが出来るわけです。
仕事ができない上司と関わりたくない時の対処法
これ以上仕事ができない上司とは関わりたくない
もし、このような考えが強まっているのであれば、転職に向けて動き出してみてはいかがでしょうか。
現実問題として、あなたが上司よりも仕事ができて成果を出したとしても、会社内では上司の方が立場的にエライままです。
そのような状況に納得いかないのであれば、今いる環境を飛び出すしかありません。
(私は、成果を出せない上司のもとで働き続けることに納得いかず、転職をしました)
とはいえ
もちろん転職を視野に入れているものの、自分にあう会社は見つかるのだろうか・・・
もし転職してうまくいかなかったらどうしよう・・・
このように考えてしまうのも無理はありません。
転職は、人生における大きな決断の1つです。
ですので、転職活動に関しては誰もが慎重になり、いろんな不安を抱えてしまうものです。
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転職エージェント会社で特に有名なのが
●リクルートエージェント
●マイナビエージェント
●doda
この3つです。
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- 紹介される案件は自分に合ったものだったのか(案件の質)
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。