自分の話が上司に通じないのはなぜなのか?
あなたは今、このことについて頭を悩ませているのではないでしょうか。
今回は、そのような困った状況を解決してもらうために
- 自分の話を上司に理解してもらうための方法
- 上司に話が通じなくて指示内容を実行してもらえなかった場合は?
- 話が通じない原因が上司側にあると感じる時の対処法は?
- 上司に話が通じない原因
- 上司と話が通じなかった時の体験談
についてお伝えします。
Contents
自分の話を上司に理解してもらうための方法
上司に話が通じないのは、自分の話し方に原因があるかも知れない
このように考えることは、仕事ができるようになるために重要なことです。
何でもかんでも人のせいにしていては、仕事ができるようになりません。
相手に何かを話すときに、話し方を変えるだけで伝わりやすさに変化が生まれます。
そのことを知らずに話をするのは、非常にもったいないです。
自分の話を上司に理解してもらうためのコツは、5つあります。
- まずは話のテーマを伝える
- 結論→理由を伝える
- 対比を用いて話をする
- 相手の理解度を確認しながら話を進める
- 話すテーマは1つに絞る
それでは、1つずつ具体的に説明していきます。
まずは話のテーマを伝える
誰かに話をする時に、言いたいことを次から次へと話していく人がいます。
ですが、相手からしてみれば、何についての話なのかが見当がつかず、理解するのに時間がかかってしまいます。
まとまりのない話をされた上司はイライラしてしまい、耳を防ぎたくなるのです。
その状況を防ぐために
●売上アップのための方法について相談がしたい
●△△さんとの関係性について話をしたい
●現在の仕事の量について相談したい
といったように、テーマを最初に伝えましょう。
結論→理由を伝える
テーマを伝えた後は、結論と理由を伝えましょう。
このとき、前置きをグダグダ話してはいけません。
●売り上げアップのためにSNSを活用した方が良いと思います。なぜなら、近年はSNSの利用者が多く、SNSで集客をしているお店が増えてきているからです。
●△△さんの態度に困っています。なぜなら、いつも大声で怒鳴ってくるからです。
●現在、仕事量が多いので減らしてほしいです。なぜなら、連日持ち帰り残業が続いていて睡眠時間が減り、体力の限界を迎えているからです。
このように、結論と理由をそれぞれ1つずつ伝えると、話がシンプルになり伝わりやすくなります。
対比を用いて話をする
対比を用いることで、伝えたいことを強調する効果があります。
例えば
●新聞広告ではなくSNSを活用した方が良いと思います。
●新聞の購読者数は年々減っています。ですが、SNS利用者は年々増えています。
●△△さんは、以前はとても穏やかな方でした。しかし、最近はとても怖い方のように感じます。
●昨年は、残業をしないで仕事を終えられました。ところが、今年は毎日3時間残業しないと仕事が終わりません。
もし、後半の内容だけを伝えると、相手からしてみれば
「へぇ~(そうなんだ)」
と感じるだけで、特に印象に残りません。
ですが、対比を用いることで前半と後半が比較され、相手の印象に残りやすくなります。
相手の理解度を確認しながら話を進める
上司と話をする時に、矢継ぎ早にどんどん話してしまう人が時々います。
ですが、そんな話し方をしてしまうと、上司は話についてこれなくなります。
そうならないためには、1つのことを伝えたときに上司の反応を確認するようにしましょう。
もし、上司があなたの話を理解しているかどうか不安な時は
ここまで、大丈夫でしょうか?
と確認を入れてみるようにしましょう。
話すテーマは1つに絞る
これも、上司に話を理解してもらうために重要なポイントです。
●最初は売上アップのための話をしていたのに、いつの間にか社内の人間関係の話に移る
●最初は△△さんについての話をしていたのに、いつの間にか別の人物の話に移る
話を聞いている方としては、混乱してしまいます。
そうならないためにも、最初にお伝えした通り、最初にテーマを伝えてから話始めるようにしてみましょう。
もしかすると、すでにこのような工夫をしているにもかかわらず、全くといってよいほど話が通じない状況に陥っているかもしれません。
相手の理解度に合わせて話をすることは、意外に難しいのです。だからこそ、貴重な能力と言えるのです。
あなたの説明能力や自責思考を活かせる職場は、今の会社ではないかもしれません。
ほんのわずかでもこのように考え始めているのであれば、ぜひ1度転職エージェントの方と話をしてみて、あなたの能力を発揮できる会社を探してみることをおすすめします。
上司に話が通じなくて指示内容を実行してもらえなかった場合は?
上司にお願いしたことを、実行してもらえなかった・・・
あなたにも、このような経験があるかも知れません。
そんなときに、言った言わない論になってしまうと、あなたにとっても上司にとってもメリットはありません。
あなたがお願いしたことを実行してもらえなかったときの対処法は、3つあります。
- 相手の事情を確認する
- もう1度指示内容を伝えておく
- 伝えた内容はメールで送信する
それでは、1つずつ順番に説明していきます。
相手の事情を確認する
いきなり上司に向かって、
どうしてお願いしたことをやってくれなかったんですか!
と突っかかってはいけません。
もしかすると、急用が入ったのかもしれませんし、あなたの指示したことについて分かりづらい点があったかもしれません。
事情を確認することでは、あなたの説明の至らなかった部分を発見するチャンスでもあります。
怒りたい気持ちをグッとこらえて、まずは上司の事情を確認しましょう。
もう1度指示内容を伝えておく
事情を確認した後は、実行してもらいたいことをもう1度伝えるようにしましょう。
このとき、あなたが最初に説明したことについて上司の理解が不十分だった部分については、詳しく説明するようにしましょう。
また、いつまでにやってもらいたいのかを決めておくことで、上司に行動してもらいやすくなります。
伝えた内容はメールで送信する
口頭で伝えた内容をメールでも伝えることで、言った言わない論を避けることにつながります。
文面については
●実行して頂きたい内容と期限
●普段から協力して頂いていることへのお礼
を伝える内容にしましょう。
直接伝える時も、メールで伝える時も、行動してもらって当たり前といった態度を出さないことが肝心です。
上司に話が通じない原因
ここまで、上司に分かりやすく説明するためのコツや、指示内容を実行してもらえなかったときの対処法をお伝えしてきました。
とはいえ、上司に話が通じない時、100%あなたに原因があるとは限りません。
上司側に原因があるケースもあります。
そのようなケースとして当てはまるのが
- あなたのことを軽んじている(仕事ができない後輩だと思われている)
- 最初から話を聞く気がない(上司は自分の考えを絶対正しいと思っている)
- 自分は絶対に間違わないと思っている
- あなたの相談内容を実行するのがめんどくさい
- 相手の理解力が不足している
- あなたと上司との視点が異なる
6つ目の、視点が異なるというのは、
あなた:お客様のことを意識して話をする
上司:自身の立場のことを意識して話を聞く
といった内容です。
まるで、半沢直樹VS銀行の都合を第一に考える銀行員のような構図です。
話が通じない原因が上司側にあると感じる時の対応策は
それでは、話が通じない原因があなたではなく上司側になる場合は、どれほど話し方に気を付けても、話が伝わるわけではありません。
話せば話すほど、相手はあなたのことを疎ましく感じてしまいます。
そのようなケースの対応策は、3つあります。
- 話が通じない原因を考えてみる
- 別の上司に相談する
- あなたの話を理解してもらえなくても気にしない
それでは、1つずつ具体的に説明していきます。
話が通じない原因を考えてみる
意外に重要なのは、このポイントです。
話が通じない原因が分からないままであれば、今後、いつまでたっても上司と話が噛み合わない状況が続いてしまいます。
仮に、上司が自身の立場を考えるタイプだとしましょう。
そうであれば、何かを提案するときに、上司にとってどのようなメリットがあるのかを伝えるためにはどうすれば良いのかを考えることにつながります。
何か思わしくないことが起きた時に、その原因を考える訓練を積んでおくことで、お客様の問題を解決するための方法を考えられるようになっていきます。
別の上司に相談する
もし、あなたの話に最初から耳を傾けてもらえないという場合は、この方法が有効です。
●自分が提案しても○○さんは話を聞いてくれないので、△△さんから話をして頂きたい
●○○さんが自分の話に聞く耳を持たない理由が分からない
●○○さんに話を聞いてもらうにはどうすれば良いのか教えて頂きたい
といった相談をしてみることで、話を聞いてもらった上司から解決策のためのヒントを聞けるかもしれません。
あなたの話を理解してもらえなくても気にしない
どうにもならない場合は、開き直ることも大切です。
開き直ることで、自分を責めすぎたり相手を責めすぎたりすることを防げて、イライラせずに仕事に取り組むことが出来ます。
考えてみれば、人間だれしも、どうがんばっても理解できない価値観というのを持っているものです。
●結婚のメリットを全く感じない人に、結婚のメリットを語りまくる
●持ち家のメリットを全く感じない人に、持ち家のメリットを語りまくる
そんなことをしていては、いつまでたっても歩み寄ることが出来ません。
相手のことを理解できないということを理解できた
それだけで、十分な学びを得たといえます。
上司と話が通じなかった時の体験談
最後に、上司と話が通じなかった私自身の体験談をお伝えします。
ある日、100人の宴会がホテルの一室で実施されました。
テーブルは、8名席が9つ、7名席が4つでした。
そうすると、調理場の方たちは、1つの大皿に人数分の料理を盛りつけることになります。
私はその日、料理を調理場まで取りに行って、バックヤードに料理を並べる係でした。
宴会が進み、肉料理を運んで大皿を並べていると、8名用が8つ、7名用が5つになっていました。
どう考えても調理場の方がミスをしてしまったと思い、その旨を伝えに行きました。
すると、帰ってきた答えは
「そんなはずはない!きちんと確認しなさい!」
もはや、返す言葉もございませんでした・・・
話が通じない上司にウンザリした時の解決策
もし、普段から話が通じない上司に腹が立って仕方がないのであれば、心機一転、転職をして新たな職場で活躍することを考えてみてはいかがでしょうか。
私も初めて転職する時、転職しようかどうか1年以上悩んでいました。
ですが、悩んでいても何も解決しないことを、後になってから理解しました。
とはいえ
一応転職を視野に入れているものの、果たしてうまくいくだろうか・・・
自分に合う会社をきちんと見つけられるだろうか・・・
このように考えてしまうのも無理はありません。
転職は、人生における大きな決断の1つです。
ですので、転職活動に関しては誰もが慎重になり、いろんな不安を抱えてしまうものです。
そんな時にあなたの味方になってくれるのが、転職エージェントです。
転職エージェントを利用すると
- 転職のことや今後のキャリアについての相談ができる
- 履歴書や職務経歴書の添削や面接対策を行なってもらえる
- 面接であなたが伝えきれなかったことを、代わりに伝えてもらえる
- 非公開求人を紹介してもらえる
- 企業の内部事情に関する情報を入手できる
- 企業との面接の日程調整を行なってもらえる
- 企業との年収交渉を行なってもらえる
- 内定を辞退する場合はエージェントから連絡してもらえる
上記のサービスを無料で受けることが出来ます。
転職エージェント会社で特に有名なのが
●リクルートエージェント
●マイナビエージェント
●doda
この3つです。
特におすすめなのが、マイナビエージェントです。
先ほど紹介した3つのエージェント会社の口コミを100件ずつ調査したところ
- 紹介される案件は自分に合ったものだったのか(案件の質)
- 担当者は親切・丁寧にサポートしてくれたか(サポートレベル)
- 履歴書や職務経歴書、面接などに関するアドバイスは役に立ったか(アドバイス内容)
優良なエージェントかどうかを判断するうえで重要となる上記の項目のすべてで、マイナビエージェントが1位となりました。
もし迷っているのであれば、登録を済ませて1度エージェントの方と企業の選び方や転職活動の進め方について話をしてみることをおすすめします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。