仕事で努力が報われない虚しさから脱出するための方法を解説!

毎日仕事をがんばっているのになかなか努力が報われなくて、むなしさばかり感じる・・・

あなたは今、このような悩みを抱えていませんか。

今回は、努力が報われない状況を解決して、前向きに仕事に取り組めるようになるために

今回のテーマ
  • 仕事で努力が報われるために出来ること
  • 仕事の努力がなかなか報われない時の対処法
  • 「努力すれば報われる」の本当の意味
  • 仕事の努力が報われない理由
  • 会社内で努力が報われないと思った瞬間
  • 社長や上司から「努力が足りない」と言われた時の対処法

についてお伝えします。

目次

仕事で努力が報われるために出来ること

ここで言う努力が報われるというのは、結果に結びつくことを指します。

結果に結びつけるためには、やみくもに努力してはいけません。

では、どのように努力を重ねていけばよいのでしょうか。

ポイントは、4つあります。

努力が報われるための行動
  1. 目標を細かく分ける
  2. 面倒だと感じることにも自ら積極的に取り組む
  3. すぐに結果を求めない
  4. 勝てる土俵を探す

それでは、1つずつ順番に説明していきます。

目標を細かく分ける

結果を出すためにまず大切なのは、目標を細かく刻むことです。

例えば、個別指導塾で、

●現在(5月下旬)の生徒数:85名

●夏期講習開始時の生徒数の目標:100名

という状況だったとします。

このとき、

100名達成できたらいいな

なんて呑気に考えているだけでは、目標を達成することは出来ません。

●100名に向けて、7月1日時点で90名にしたい(そのためには、あと5名集めたい)

●6月下旬に期末テスト対策会を実施して、塾生が友人と一緒に勉強できるようにしよう

●3人1組のチームを作らせて、最高得点グループと上昇得点1位のグループを表彰するイベントを実施しよう

●そこから、5名を入塾できるように誘導しよう

このように、目標を細かく刻んで、そのためにどのような取り組みを行なうのかを考えることが大切です。

面倒だと感じることにも自ら積極的に取り組む

目標に向けた取り組みを実行することになると、やるべきことのほとんどは面倒くさいことです。

ですが、面倒くさいことを避けていると、なかなか成果に結びつきません。

いつも結果を出している人は、見えない部分で泥臭い作業を積み重ねています。

そうすることで、目標達成に近づいていきます。

とはいえ、1日にさまざなことを同時に行なうのは、なかなか難しいです。

1日1つで良いので、今日は何をするのかを決めてから、やるべきことに取り組んでいきましょう。

すぐに結果を求めない

何か新しいことに取り組むと、すぐに結果が出ることを期待してしまいますが、そんなに甘くはありません。

英会話であれダイエットであれ、何かしらの成果を得るためには、それなりに時間がかかります。

●新しいことに取り組む→結果が出ない→また新しいことに取り組む→なかなか結果が出ない

この負のスパイラルに陥ってしまうと、仕事をしていてむなしさを感じる機会が多くなってきます。

もし成果が出なければ、また別の方法に取り組んでみよう

これぐらいの気持ちで取り組むと、必要以上にプレッシャーを感じずに前向きに仕事に取り組めます。

勝てる土俵を探す

努力が報われるために意外に大切なのは、このポイントです。

学習塾の例で言いますと、

●苦手な生徒の成績を上げることにおいては誰にも負けない

●進路に関する情報は誰よりも豊富に持ち合わせている

●新規入塾生を集める作戦を立てて実行するのが得意

●退塾を減らす取り組みは、社内ナンバーワン

このように、先生によって強みが異なるのです。

ちなみに、東進ハイスクールの現代文講師の林修先生は、もともと数学の講師を目指して試験を受けて1度合格しています。

ですが、

●数学で勝負しても、勝ち目はない

●現代文であれば、勝ち目はある(相手が軽い)

と考え、現代文講師になったのです。

このように

●どの分野であれば、自分の能力を発揮できるのか(人よりも結果を出せるのか)

ということを分析して強みを磨いていくと、結果を出しやすくなります。

もし、今の会社で勝てる土俵が見つからないのであれば、思い切って職場を変えてみるのも解決策の1つです。

会社の中に

「この会社で通用しなければ、どこへ行っても通用しない」と洗脳してくる人がいるかも知れません。

ですが、そんなことはありません。

そのような洗脳をしてくる人に限って、転職未経験というケースが多いような気がします。

同じ仕事に取り組んだとしても、会社が変われば評価が変わることもあるのです。(実際に、身をもって体験しました)

なぜなら、会社によって力を入れていることや評価の基準がバラバラだからです。

もし、今の会社に居続けても、納得のいく評価を得られないと感じるのであれば、あなたの能力を発揮できる職業や会社を探してみてはいかがでしょうか。

とはいえ、現実問題として

もちろん転職も視野に入れているが、果たしてうまくいくだろうか・・・

このように考えてしまうのも無理はありません。

転職は、人生における大きな決断の1つです。

ですので、転職活動に関しては誰もが慎重になり、いろんな不安を抱えてしまうものです。

そんな時にあなたの味方になってくれるのが、転職エージェントです。

転職エージェントを利用すると

転職エージェントを利用するメリット
  1. 転職のことや今後のキャリアについての相談ができる
  2. 履歴書や職務経歴書の添削や面接対策を行なってもらえる
  3. 面接であなたが伝えきれなかったことを、代わりに伝えてもらえる
  4. 非公開求人を紹介してもらえる
  5. 企業の内部事情に関する情報を入手できる
  6. 企業との面接の日程調整を行なってもらえる
  7. 企業との年収交渉を行なってもらえる
  8. 内定を辞退する場合はエージェントから連絡してもらえる

上記のサービスを無料で受けることが出来ます。

転職エージェント会社で特に有名なのが

●リクルートエージェント

●マイナビエージェント

●doda

この3つです。

特におすすめなのが、マイナビエージェントです。

先ほど紹介した3つのエージェント会社の口コミを100件ずつ調査したところ

口コミの調査項目
  • 紹介される案件は自分に合ったものだったのか(案件の質)
  • 担当者は親切・丁寧にサポートしてくれたか(サポートレベル)
  • 履歴書や職務経歴書、面接などに関するアドバイスは役に立ったか(アドバイス内容)

優良なエージェントかどうかを判断するうえで重要となる上記の項目のすべてで、マイナビエージェント1位となりました。

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もし迷っているのであれば、登録を済ませて1度エージェントの方と企業の選び方や転職活動の進め方について話をしてみることをおすすめします。

仕事の努力がなかなか報われない時の対処法

先ほどもお伝えしたように、1つの取り組みを実行して結果が出るまでに、それなりに時間がかかってしまいます。

そのことが頭では理解していても、結果が出ない時期が続くと、焦ってしまいます。

もし結果がなかなか出ない場合は、これから紹介する対処法を実行してみてください。

努力が報われない時の対処法
  1. 結果が出ない原因を分析する
  2. 結果を出している先輩からアドバイスをもらう
  3. 自分を責めすぎない

結果が出ない原因を分析する

何事においても言えることですが、結果が出たとしても、出なかったとしても、それぞれ理由があるはずです。

結果がなかなか出ない時は、その理由を考えてみることが大切です。

例えば、学習塾で生徒数が減少しているとしましょう。

そのことについて掘り下げていくとすると

●新規の入塾者数は例年と変わらないが、退塾者数が増えている

●退塾理由で多いのは、成績が上がらない

●退塾を防止するには、生徒の成績を伸ばす必要がある

ここまで考えることが出来れば、成績を伸ばすための方法をみんなで考えて実行すれば良いのです。

結果を出している先輩からアドバイスをもらう

この方法も、結果を出すための近道となります。

アドバイスをもらうときに大切なのは、具体的に質問することです。

どうすれば飲食店にお客様が来てくれるようなりますか

と質問したとしても、的確なアドバイスを受けるのは難しいです。

1度来てもらったお客様の来店頻度を増やすために、公式LINEを活用しようと思います。
クーポンをどれぐらいの頻度で配信した方が良いのでしょうか
また、クーポンの画像はどのようなものが良いでしょうか

このように、具体的に質問することで、具体的な答えが返ってきます。

また、アドバイスをもらった場合、参考になりそうな部分だけを実行するのではなく、そっくりそのまま実行しましょう。

それが、結果を出すための近道です。

自分を責めすぎない

なかなか成果が出ない時、精神的に自分を追い詰めて気合を入れようとする人が、学生にも社会人にも時々います。

成果を出すために必要なのは、気合を入れることではありません。

目標を立てて実行に移すことです。

また、成果が出ないのはやり方がマズいからなのであって、人としてダメだからというわけではありません。

ですので、必要以上に落ち込む必要はありません。

成果が出なくて自分を責めてしまいそうになるということは、それだけ責任を持って仕事に取り組んでいる証拠です。

まずは、そんな自分を褒めてあげて欲しいです。

どうしても自分を責めてしまいそうなときは、話を聞いてくれる人に悩んでいることを打ち明けてみましょう。

そうすることで、気持ちがほんの少し軽くなります。

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「努力すれば報われる」の本当の意味

努力の大切さについて耳にする機会は、これまでたくさんありました。

とはいえ、報われる努力と報われない努力があるのも事実です。

努力について、林修先生がこのように言っています。

努力は裏切らない、という言葉は不正確です。

正しい場所で、正しい方向を向いて、十分な量をなされた努力は裏切らない、が正しいんです。

まさに、その通りだと思います。

正しい場所:勝てる土俵を探す

正しい方向:目標を細分化して、結果が出なければ理由を分析する

ということだと私は考えています。

なかなか結果がでずにつらい思いをしたときは、林先生の言葉をぜひ思い出してみてください。

仕事の努力が報われない理由

先ほど、報われる努力もあれば、報われない努力もあるということをお伝えしました。

では、努力が報われない場合、どのような理由が考えられるでしょうか。

仕事の努力が報われない理由
  1. 本人の行動量が不足している
  2. 結果が出ない理由の分析を間違っている
  3. 会社の体質

おもに、この3つのことが当てはまります。

1つずつ順番に解説していきます。

本人の行動量が不足している

いくら目標を細分化してやるべきことを決めたとしても、行動量が不足していると、なかなか結果にむすびつかないです。

仕事以外でも、英会話やダイエットについても当てはまります。

1年後に英語で日常会話が出来るようになるために、1日最低3時間勉強する必要があるとします。

にも関わらず、1日30分~1時間程度しか勉強しなければ、英語を話せるようになりません。

結果を出すための方法を考えることも大切ですが、それと同時に、

どれぐらいの量を取り組むか

ということも重要です。

結果が出ない理由の分析を行なっていない

先ほど、「結果が出ない原因を分析する」と項目で

●退塾者の増加により、生徒数が減少している

●その理由は、成績が上がらないこと

●だから、成績を上げるために取り組み必要

という事例をお伝えしました。

とはいえ、結果が出ない理由を分析せずに

「新規の入塾者数を増やすべきだ」と考えて、校門前配布やポスティングの機会を増やしても、成果に結びつきません。

結果が出ない状況を挽回するために何でもかんでも取り組むのではなく、原因を分析してみましょう。

会社の体質に問題がある

なかなか結果が出ない時に、まずは本人が努力してみることは非常に大切です。

何でもかんでも人のせいにしていては、なかなか結果に結びつきません。

とはいえ、会社の体質が原因で、結果が出にくいケースがあるのも事実です。

●評価基準があいまいで、何をどのように頑張れば良いのか分からない

●数値で評価してもらえない

●会社自体が、結果が出ない原因を分析せずに新しいことをドンドンやりたがる体質である

このようなケースだと、いくら努力しても成果を出すのは難しいです。

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会社内で努力が報われないと感じた瞬間

私自身も、努力が報われないと思ってむなしくなったことがあります。

その中で、特にダメージが大きかったのが、この3つです。

努力が報われないと感じた瞬間
  1. 結果を出しても「結果を出せていない」と言われる
  2. 全ての評価が印象で決まる
  3. 社長がお局の情報をうのみにする

担当教室の生徒数が昨年と比べて増えているにも関わらず

「生徒が全然集まっていない。昔はもっと多かった。」と言われてしまうと、もはやなす術がありません。

私自身も、努力を重ねて成果を出せるようになっても

「君はまだまだ半人前」という扱いを受けてしました。

たぶん、これからもずっと半人前扱いされるのだろうと思って、転職を決断しました。

人は、人によって評価されながら生きていきますが、他人から常に正しい評価を受けているわけではありません。

実力に見合った評価を受けることが出来ないケースは、それほど珍しくありません。

●実力に見合った評価を得たい

●もっと給料を上げたい

そのように考えているのであれば、あなたのことを評価してくれる会社を探してみることをおすすめします。

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社長や上司から「努力が足りない」と言われた時の対処法

もしかすると、あなたもこのように言われたことがあるかも知れません。

その場合の対処法は、2つです。

努力が足りないと言われた時の対処法
  1. 相手が求める努力の方法や量について聞いてみる
  2. スルーする

それでは、1つずつ順番に説明していきます。

相手が求める努力の方法や量について聞いてみる

あなたの考える努力と、社長や上司の考える努力が違っていれば、いくら「努力しなさい」と言われても、会話が噛み合いません。

あなたの立場からすると

やっています

と考えるのも無理はありません。

その時は、

●どのような方向で、どれぐらいの量をやればよいのか

について聞いてみましょう。

かつて私は、このことについて社長に質問したことがあります。

返ってきた言葉は「3倍働け!」

おそらく、頑張れと言いたかったのだと思うのですが、一瞬固まってしまいました。

スルーする

もし努力の内容や量について質問したとき、具体的な答えが返ってこなかった場合は、聞き流すぐらいがちょうどよいです。

そうすると、社長や上司から振り回されず、穏やかな気分で仕事に取り組むことが出来ます。

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おわりに

今回の要点を、もう1度お伝えします。

今回のまとめ
  • 努力が報われるために大切なことは、勝てる土俵を探して、目標を細分化してやるべきことを1つずつ取り組むこと
  • 結果が出ない時は、原因を分析して、先輩にアドバイスを求めてみる
  • 結果が出なくても、必要以上に落ち込まないようにする
  • 努力が報われない場合は、行動量や理由の分析甘さに原因があるケースもあれば、会社の体質に原因があるケースもある
  • どうしても努力が報われなくてむなしさを感じ続けているのであれば、思い切って環境を変えることも解決策の1つ

正しい方向で努力を重ねて結果を出して、あなたの努力が報われることを願っています。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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