やる気のない上司のせいで、こちらまでモチベーションが下がってしまう
あなたは今、こんなことを考えているのではないでしょうか。
せっかく真面目に仕事に取り組んでいるのに、やる気のない上司を目にすると、こちらのエネルギーが吸い取られそうになって仕事に悪影響が出てしまいます。
そこで今回は、やる気のない上司がいたとしても、あなたのモチベーションを下げないために
- やる気のない上司と仕事をしたくない時の対処法
- 上司がやる気なくてもあなたのモチベーションを下げない方法
- やる気のない上司に行動してもらう方法
- やる気のない上司のせいで業績低下が止まらない時の対処法
についてお伝えしていきます。
Contents
やる気のない上司と仕事をしたくない時の対処法は?
もしあなたがこのように考えているのであれば、転職を検討してみてはいかがでしょうか。
なぜなら、人は環境に影響されると言われる通り、やる気のない上司と普段関わっていると、知らず知らずのうちにその上司の影響を受けてしまい、ビジネスマンとしての成長スピードが遅くなるからです。
例えば、仕事をテキパキこなすグループと、仕事をタラタラ行うグループがあったとします。
もし前者のグループに加われば、知らず知らずのうちにあなたの処理能力は高まります。
逆に、後者のグループに加わると、処理能力が低下していきます。
それほどまでに、環境の影響は大きいのです。
もしかすると、どのような環境であろうとも、一生懸命頑張ることが大切だと考えるかもしれません。
もちろん、このように考えることは、大切なことだと思います。
私も、環境に不満ばかり言う人とは、あまり関わりたくありません。
ですが、せっかく熱心に仕事に取り組んでいるのなら、その熱心さを活かせる職場で仕事をした方が、やりがいが生まれ給料をアップさせることにつながるのも事実です。
とはいえ
最近転職を考え始めたんだけど、どのように転職活動を進めればよいのか分からない・・・
もし転職してうまくいかなかったらどうしよう・・・
このように考えてしまうのも無理はありません。
転職は、人生における大きな決断の1つです。
ですので、転職活動に関しては誰もが慎重になり、いろんな不安を抱えてしまうものです。
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上司がやる気なくてもあなたのモチベーションを下げない方法
転職を検討している方も、しばらくの間は今の上司と関わる必要があるので、これから紹介する方法をぜひ試してみてください。
たとえ上司のやる気がなかったとしても、そのせいであなたまでやる気がなくなってしまうのはもったいないです。
あなたまでモチベーションを低下させないためには
- 相手のやる気がないことをプラスに捉える
- 上司の予行演習のつもりで仕事に取り組む
- 反面教師として割り切る
- 相手(上司)を変えようとしない
- 相手も1人の人間であるという認識を忘れないようにする
この5つが大切です。
それでは、1つずつ順番に説明していきます。
相手(上司)のやる気がないことをプラスに捉える
もし上司がやる気マンマンであれば、次から次へと部下に指示を出して仕事を進めていくでしょう。
ですが、やる気のない上司は、そんなことはしません。
自分は特に何もせずに、部下がどんな仕事をしているのかもそれほど気にしていません。
そんな状況になったら、部下は上司から何も言われなくても自ら様々なことに気づいて行動するしかありません。
要するに、主体性を発揮するチャンスです。
上司に対する文句をグダグダ言っている受け身な連中よりも、やるべきことを自ら考え真面目にコツコツ仕事をする人の方が、結果的に能力を高めたり社内で信頼を勝ち取ったりすることが出来ます。
上司の予行演習のつもりで仕事に取り組む
上司が何も指示を出さないとなると、あなたも困ったことになるのは言うまでもありません。
ですが、あなた以上に困ってしまうのは、あなたの後輩や部下です。
あなたとしては、後輩や部下が混乱しないためにこの状況を何とかしたいと考えると思います。
そんな時は、あなたが後輩や部下に仕事を教えてあげたり、指示を出したりすればよいのです。
ふだんから指示を出さない上司は、あなたが指示を出す役になったとしても、それほど文句は言いません。
むしろ、面倒なことを後輩がしてくれて助かったと考えているかもしれません。
あなたが指示を出すことで、物事を説明する能力が高まり、さらに後輩から信頼を勝ち取ることが出来るので、まさに一石二鳥です。
相手(上司)を変えようとしない
やる気のない上司なんて、上司失格だと思う
私も以前は、このように考えていました。
ですが、いくら怒ったところで、相手が変わるわけではありません。
また、年齢を重ねていけばいくほど、変わること自体が難しくなってしまいます。
相手を変えようとしてストレスをためてしまうぐらいなら、自分が成長するにはどうすれば良いのかを考える方が、前向きな気持ちで仕事に取り組むことにつながります。
反面教師として割り切る
あなたの会社にも、やる気のない上司みたいに
この人みたいにはなりたくないな
と感じてしまう相手はいるでしょう。
その場合は、相手を、自分に気づきを与えてくれる教材として考えればよいのです。
●上司のやる気のなさは社内の空気を悪くしてしまう
●上司が指示を出さないと部下は混乱してしまう
このようなことに気づいたのであれば、自分が上司になった時にどうすれば良いのかが見えてきます。
相手も1人の人間であるという認識を忘れないようにする
やる気のない上司を見ると
あの人はダメな人
と決めつけてしまいたく気持ちも分かるのですが、一概に決めつけてしまうのはもったいないのです。
なぜなら、何も学びが得られないからです。
かつての私の職場にも、年々やる気が低下している上司がいました。
とはいえ、最初からやる気がなかったわけではないのです。
そこで私は、なぜ上司のやる気が低下していったのかを考えることにしました。
すると、その上司が何を提案しても、社長が否定し続けていることが分かりました。
上司と言っても、決してスーパーマンではなく1人の人間です。
やる気がなくなるには、何かしら理由があるはずです。
そのようなことを考えてみると、あなたの人間観察力を高めることにつながります。
やる気のない上司に行動してもらう方法
仕事をしていると、やる気のない上司に行動してもらう必要があるケースが発生します。
そんな時、上司の行動を促すのがなかなか難しいです。
上司としてもやらないといけないのはある程度理解しています。
ですが、困ったことに
「やった方が良いのは分かっているけど、やる気が出ないしメンドクサイ・・・」こんな風に考えています。
そんな心境になっている上司に行動してもらうにはどうすればよいのでしょうか。
その方法は
- やってもらいたい内容を直接伝える
- 期限は相手に決めてもらう
- 行動した場合はお礼を伝える
- 行動しない場合は社長に伝える
この4つです。
それでは、1つずつ順番に説明していきます。
やってもらいたい内容を直接伝える
1つ目のポイントは、メールだけで伝えるだけではNGだという事です。
なぜなら、メール見ていない事件が発生するからです。
私もこれまで、この事件に散々頭を悩ませてきました。
いくらメールで送ったことを伝えても、相手の上司に
「いや、メール見ていない」と言われてしまったときの衝撃は、いまだに忘れられません。
あなたが、かつての私と同じ事で悩まないためには
●直接伝える
●伝言メモを残す
●メールでも伝える
かなりメンドクサイのは重々承知ですが、ここまでする必要があるのです。
期限は相手に決めてもらう
やるべきことを伝えるのは良いのですが、期限については上司に決めてもらった方が得策です。
なぜなら、相手の立場からすると、あなたが期限を決めることで
強制された(そのせいでやる気が出ない)となってしまうからです。
逆に、期限を決めてもらうようにすると、上司としても自分で決めたのだからきちんとやろうという考えになります。
ここまで2つしか紹介していませんが
なかなか骨の折れる作業だな
と感じていると思います。(私もそう思います)
やる気のない上司に行動してもらうためのポイントをつかんでおくと、やる気のない後輩や部下の行動を促すことができるようになっていきます。
行動した場合はお礼を伝える
これも、上司に行動してもらう上で大切なポイントです。
お礼を伝えることで、今後もあなたのお願い事を聞いてもらいやすくなります。
お礼を伝える時は
●上司のおかげでとても助かったこと
●今後も協力をお願いをしたいこと
この2点を伝えるようにしましょう。
行動しない場合は社長に伝える
いくら上司にお願いしても、全然行動してくれない
このようなケースも、十分考えられます。
その場合は、社長に報告するのが一番です。
なぜなら、社長に言われれば、行動するしかないからです。
私もかつて、ある上司に対してお客様に電話をかけるようにお願いしたことがあります。
にもかかわらず、上司は全く行動してくれませんでした。
(もしかしたら、私の伝え方に問題があったかもしれません)
困った私は社長に報告すると、次の日に上司はお客様に電話をかけてくれました。
このように、いざという時は社長にお願いすることをおすすめします。
やる気のない上司のせいで業績低下が止まらない時はどうする?
ここまでは、あなたのやる気が低下しないための方法や、上司に行動してもらうための方法についてお伝えしてきました。
仮に上司のやる気がなくても、業績がそれほど低下していなければ、上司のことをあまり気にせず仕事に取り組めます。
ですが、やる気のない上司が行動しなかったり、明らかにお客様の不利益になるような言動を繰り返したりするせいで、業績が低下している状況が明らかであれば、早めに手を打たなければなりません。
かつて勤めていた塾で、このようなことが本当にありました。
とある上司が担当する教室の生徒数が年々低下する状況が5年以上続き、ついにはもともと20人いたクラスを1年で1人にしてしまうという信じられない状況が起こったのです。
(結果的に、その上司は解雇となったのですが、手を打つのが遅かったような気もします)
では、あなたの会社で似たような状況になった場合は、どうすればよいのでしょうか。
解決策は2つあります。
他の社員と協力して上司に辞めてもらうように促す
もしこの方法を実行するのであれば、社長に近い立場の上司を最低でも2人はつけておかなければなりません。
(できれば、そのうち1人は、辞めさせたい上司よりも役職が上の方が良いです)
やる気のない上司がいることで、会社がどれほど不利益を受けているのかを数字を踏まえて社長に説明できるまで準備を進める必要があります。
また、表立って行動すると、辞めさせたい社員に勘付かれたり、他の社員に気づかれたりして、周囲の士気を下げてしまうこともあるため、慎重に行動する必要があります。
あなた自身も腹をくくらないといけないですし、下手をするとあなたの評価を下げることにもつながります。
そのことを踏まえて、5年後も10年後も今の会社で働きたいと思うのであれば、この方法を検討してみるのもアリだと思います。
環境を変える
さすがに、リスクを冒して上司を辞めさせるのは難しいだろう
そう考える場合は、あなた自身が環境を変えて新たな気持ちで取り組むことをおすすめします。
私が転職を決断した理由の1つに、先ほどお伝えした業績を下げる原因を生み出している上司が会社にいる以上、業績回復は難しいと判断したことも当てはまります。
(私が退職して3ヵ月後ぐらいに、上司がクビになったと聞きました)
業績を下げる上司を変えていくのはほぼ不可能に近いですし、辞めさせるのもそう簡単なことではありません。
やる気のない上司のことで悩んでしまうということは、それほど相手と真剣に向き合おうとしている証拠だと思います。
その真剣さを、自身の将来のことを考えるために活用してみてはいかがでしょうか。