最近仕事でトラブルばかり起きてしんどい・・・
あなたは今、このような悩みを抱えているのではないでしょうか。
トラブルが立て続けに起こると心も体も疲れてしまいます。
そこで今回は、
- 仕事でトラブルばかり起こる時の対応策
- トラブルの真の原因を見つける方法
- 有効な解決策を見つける方法
- 他の人に協力してもらうための方法
- トラブル解決に向かう時の心構え
- どれだけ頑張ってもトラブルを解決できないと思った場合の対処法
についてお伝えします。
気になるところから、ぜひ読んでみてください。
Contents
仕事でトラブルばかり起こる時の対応策
仕事でトラブルが立て続けに起っている時、モグラたたきのように次から次へと対処に向けて動いていも、また同じようなトラブルに振り回されることになります。
トラブルが続いている時の対応策は、次の3つです。
- 原因を分析する
- 解決策を考える
- 協力を仰ぐ
やみくもに行動する前に
●なぜ、今のトラブルが起こっているのか
●どのような解決策が有効なのか
●誰に協力してもらった方が良いのか
このようなことを1度じっくり考えることで、トラブルの芽を摘むことが出来ます。
次の章から、3つのポイントについて1つずつ詳しく説明していきます。
トラブルの真の原因を見つける方法
トラブルが起こるということは、何かしら原因があるはずです。
根本的な原因を見つける時に効果的なのが、仮説思考です。
仮説思考について、事例を挙げて説明します。
例えば、とある学習塾で
最近クレームが多くて退塾者数が増えている
というトラブルが起こっていたとします。
ここに、仮説思考を持たないAさんと、仮説思考を持つBさんがいるとします。
仮説思考を持たないAさんであれば、退塾が続いている状況に対して
●退塾数や退塾率
●授業の内容や生徒の満足度
●保護者が不安に思っていること
●成績上昇率や志望校合格率
●近隣のライバル塾の状況
●自習室があるかないか
●掲示物
など、手あたり次第原因を探ろうとします。
まさに、
色々調べる→仮説を立てる
という思考回路です。
ですが、このようなことをしていると、トラブルの原因を見つけるのに時間がかかりすぎてしまいます。
逆に、仮説思考を持つBさんであれば、どのように考えるでしょうか。
【トラブルの背景】
退塾理由を保護者に聞いてみると「算数(数学)の授業が難しくてついて行けない」と言われたことが1ヵ月で3件発生
退塾者数が多いのは、算数・数学の授業に不満を持っている生徒が多いのかもしれない
【調査】
2年間の退塾理由について調査した結果、退塾した生徒の40%が算数・数学の授業に不満を持っていたことが判明
(仮説が概ね正しいことが分かる)
このように、
仮説を立てる→調査する
という手順を踏みます。
このように考えることを仮説思考と言います。
仮説思考を取り入れることで、トラブルの原因に早くたどり着くことが出来ます。
有効な解決策を見つける方法
解決策を見つける時に重要なポイントは
それは
●今日からできることと、中長期的に実行すべきことを分けて考える
ことです。
先ほどの、算数(数学)に不満を抱いて退塾する生徒が多いという状況であれば、このようになります。
【今日からできること】
●算数・数学が苦手な生徒に声をかける(最低でも1人と話をしてみる)
●授業後に、分からなかったことがなかったか聞いてみる
●生徒が自分の力で問題を解けたらほめる
●難しい問題に取り組むことの価値をクラスの全員に伝える
【中長期的に実行すべきこと】
●算数・数学の授業の質を高める
(そのためには週に1回持ち回りで模擬授業を実施する)
●算数・数学の苦手な生徒の家庭に、年に2回は状況の報告のために電話連絡をする
今日からできることしかやらなければ、根本的な問題解決ににはたどりつきません。
また、中長期的な問題解決しかやらなければ、問題が解決する前に退塾者が発生するというトラブルが起きます。
そうならないために、
●今からできること
●中長期的にやるべきこと
この2つを考えるようにしましょう。
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他の人にトラブル解決の協力してもらうための方法
トラブルを解決するにあたって、自分1人で解決することが難しいケースもあります。
そんな時は、他の人に協力してもらう必要があります。
他の人に「力を貸してほしい」とお願いするときに意識してほしいのは、
- 協力してくれそうな人に声をかける
- その人の力がどうしても必要であることを伝える
この2つです。
いきなり全員に協力してもらうのは、なかなか難しいです。
現実問題として、トラブル解決に向けて積極的な人と消極的な人がいるものです。
消極的な人にお願いして断られ続けると、精神的にしんどくなります。
それならいっそのこと、消極的な人には頼まなければよいのです。
また、お願いするときは、
●どのような形で協力してほしいのか
●なぜその人(トラブル解決のお願いをした人)が適任なのか
を具体的に伝えるようにしましょう。
そうすることで、相手もあなたのために一肌脱ごうと思ってくれるようになります。
仕事のトラブル解決に向かう時の心構え
ここからは、どのようなマインドでトラブル解決に向かった方が良いのかについてお伝えします。
心構えひとつで、成長につなげることもできます。
また、必要以上にしんどい思いをしないですみます。
ポイントは、3つです。
- 起こってしまったことは仕方ないと割り切る
- たとえ相手が悪くても、相手を責めすぎない
- 問題解決能力を身につけるチャンスだと捉える
それでは、1つずつ順番に説明していきます。
起こってしまったことは仕方ないと割り切る
今からトラブル解決に向けて行動するという段階で意識してほしいのが、この考えです。
どうしてあんなトラブルを起こしてしまったんだろう・・・・・
自分は本当にダメな人間だ・・・
このような考えにとらわれてしまうと、ネガティブな感情が湧いてきて心に負担がかかってしまいます。
起こった事実を、変えることは出来ません。
ですので、いつまでもクヨクヨしても仕方がありません。
大切なのは、これからどうするかです。
トラブルを起こしたことを責めるのではなく、どのように解決していくのかについて考えて、今できることに精一杯取り組みましょう。
たとえ他人が悪くても、他人を責めすぎない
ケースによっては、あなたの後輩(あるいは上司や先輩)が起こしたトラブルを解決する必要があるでしょう。
そんな時、
アイツは何てことをしてくれたんだ!
といった感情を抱いてしまうと、これまたネガティブな感情に支配されてしまいます。
トラブルを起こした人を、許す必要はありません。
そもそも、無理やり許そうとしても、そんなに簡単に許せるものではありません。
ですが、トラブルを起こした人を責めてしまうと、今度はトラブルを起こした人との間で負のエネルギーが流れてしまいます。
それを防ぐためには、トラブルを起こした人を責めすぎずに、どのように解決するのかについて頭を切り替えるようにしましょう。
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問題解決能力を身につけるチャンスだと捉える
会社内では、トラブルが起きた時に何とかして解決しようとする人がいる一方、一目散に逃げてしまう人もいます。
解決しようとする人は、問題解決能力が身についてきます。
その結果、トラブルが起きても冷静に対応できるようになっていきます。
ですが、逃げ続ける人は、いつまでたっても問題解決能力は身につきません。
その結果、これからもトラブルから逃げ続けることになり、仕事ができない人というレッテルを貼られることになります。
トラブル解決に向けて行動できる自分はスゴイ
自分はもっと成長できる
このように、自分で自分をほめて前向きに考えることで、必要以上にネガティブな感情にとらわれずに済みます。
どれだけ頑張ってもトラブル解決が難しい場合はどうする?
何をどう頑張っても、トラブル解決は不可能だ・・・
協力してくれる人が誰もいない・・・
トラブルの根本的な理由を考え解決策を考えて実行しても、トラブルが止まらなければ、このような気分になってしまうのも無理はありません。
なかなかトラブルが解決せずに、心も体も限界を迎えているのであれば、環境を変えて頑張ることを選ぶことも解決策の1つです。
やるべきことや出来ることに頑張って取り組んだのであれば、転職の決断をしても無責任は決断にはなりません。
あなたのことを無責任だと言う人こそ、無責任な発言だと言えます。
これまでトラブル解決に向けて実行したことは、決して無駄にはなりません。
他の仕事をする時にも、これまでの経験を活用できるに違いありません。
マイナスの状況を変えるのは、ポジティブな行動です。
とはいえ
転職を視野に入れているものの、果たしてうまくいくだろうか・・・
自分に合う会社を見つけられるだろうか・・・
このように考えてしまうのも無理はありません。
転職は、人生における大きな決断の1つです。
ですので、転職活動に関しては誰もが慎重になり、いろんな不安を抱えてしまうものです。
そんな時にあなたの味方になってくれるのが、転職エージェントです。
転職エージェントを利用すると
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- 企業の内部事情に関する情報を入手できる
- 企業との面接の日程調整を行なってもらえる
- 企業との年収交渉を行なってもらえる
- 内定を辞退する場合はエージェントから連絡してもらえる
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- 紹介される案件は自分に合ったものだったのか(案件の質)
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。